2011年3月2日水曜日

メンバーのコラムpart15~イベント担当 但馬聡編~

こんにちは。
青山学院大学経済学部現代経済デザイン学科2年の但馬です。
このコラム企画はみんなの普段考えていることなどを知れて、メンバーの一員としても、読んでいてとても興味深く、素顔を見ているようで面白いです。

前置きはこれぐらいにして、本題にうつります。

今回、普段疑問に思っていることを書きたいと思います。
最初に断っておきますが、専門的な知識はないですし、あくまでも個人的な考えですのでご了承ください。

『ムダ』と言われるものについて述べていきたいと思います。
国民は『ムダ』をなくしてから政策を行えとか、官僚の天下り、渡りは『ムダ』だから規制しろといっているひとが、街頭インタビューなどで見受けられます。
また、事業仕訳のようないわゆる『ムダ』根絶のためにそういったことをやっています。

ですが、はたして『ムダ』って何なんでしょう?

例えば、天下り。

最初に断った通り詳しいことはわからないのですが、官僚が属する省庁などに関連する法人などに天下りすることで、最初に属していた省庁から退職金をもらいます。
そして、次の法人を退職してほかのところにうつるときにまた、退職金をもらいます。
そういったことで、一部の人は私腹を肥やしていたようです。

この、天下りと渡りが『ムダ』と言われているようです。
また、『ムダ』な公共事業が多いといったことも聞くことがあります。

しかし、僕はそれらが『ムダ』だとは思いません

それはなぜか?

経済的にみれば公共事業は社会資本だけでなく、ゼネコンなどの建設業者の生活を支えているからです。
また、天下りは天下りによって得たお金を使えば別に、経済的には『ムダ』にならないし、むしろ経済成長などにとってプラスだと思います。
結局は『ムダ』というのも考え方、視点次第だと思います。

世間一般に言われている『ムダ』はいらないもの、必要ないものではなくて、格差を是正すべき事項であったり、優先順位の低い事項ではないかと思います。

なんだか、何を言いたいのか分からなくなってきましたが(笑)、要は視点をちょこっと変えるだけで、見えるものが変わると思います。

政治に興味ない人だって、自分の身近に政治を身近に感じることができれば、政治に少しでも興味を持ち、投票にも行くのではないかと思います。
最後に、少しの労力をめんどくさがって、投票に行かないのはやめましょう!

投票しに行って、ビール片手に選挙速報を見る楽しみを知らないなんて、人生損してるかもしれませんよ?笑


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【おすすめの本の紹介】
趣味が読書ということもあり、このコーナーはちょっと嬉しかったです笑
というわけで、下記がお勧めの本です。

『生き方』
『成功への情熱』共に稲盛和夫著

日航の会長の稲森和夫さんの著書2冊です。
今でこそ、日航の会長をされていますが、アメーバ経営など独自の経営手法で京セラをここまでの大企業にした方です。
これら2冊には、人のあるべき姿、理想の姿がかかれています。
理想や目標がなければ人は方向性を失い、道に迷います。
けれども、理想、到達点などがわかっていれば、試行錯誤しながらも到達点に少なからず、向かうはずです。
つまり、自分のあるべき姿に悩んでる人などは読んでいただくと指針が明確になるかもしれません。
もしよろしければ、どうぞ。

『世論』 リップマン著
有名な本なので既読されている方も多いかもしれません。
著者は20世紀に活躍されていたので、マスコミ媒体は主に新聞によるものですが、現在にも通ずることもあり勉強になります。
また、文学的な表現も楽しめます。

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