代表の中村です。
2月9日は東京都知事選の投開票日です。
先月の29日と30日で4人の主要候補者の街頭演説に行ってきたのでレポートします。
※個人的な感想も含まれているので、あくまでも投票の参考程度にしてください。
日程
29日
舛添要一氏 @吉祥寺 → 細川護煕氏 @吉祥寺 → 宇都宮健児氏 @池袋
30日
田母神俊雄氏 @新宿
の順で見てきました。
4人ともに特徴的だったので、演説の印象と概要を紹介してきます。
① 舛添要一 氏
演説の印象は実務派!!
一番、私がイメージする政治家のような演説でした。(良し悪しは別として)
「五輪、パラリンピックの成功」や「首都直下型地震などに対する防災」、「教育」、「福祉」についてまんべんなく訴えていました。
演説場所が吉祥寺(武蔵野市)ということもあり、23区外をもっと充実させる(道路整備など)ということも訴えていました。
細かなところにも触れながら方針を述べている印象です。
厚生労働大臣をやっていたことの経験をさまざまなところでしっかり活かしていくという言葉にも力がありました。
② 細川護煕氏
細川氏の吉祥寺での街頭演説には、小泉純一郎元首相と尼僧で小説家の瀬戸内寂聴さんが応援に来ていました。
2人の応援もあり演説の印象はにぎやか!!
舛添さんの演説が終わってから30分後同じ場所で演説が行われました。
小泉氏、瀬戸内さんがパワフルだったので、終始明るい演説でした。
細川氏は都が抱えるさまざまな課題についても一通り触れていましたが、中心は「脱原発→自然エネルギーへの転換」の演説です。
自然エネルギーだけでオリンピックを運営するというビジョンもありました。
小泉氏は演説のすべてが「脱原発」に関してでした。
電気自動車開発の発展が進んでいるように、「脱原発」の方向性を示せばさまざまな知恵が集まってくるという言葉が印象的でした。
瀬戸内さんは2人を応援しに京都から駆け付けたそうで、細川氏への投票を呼び掛けていました。
③ 宇都宮健児氏
演説の印象は優しいイメージ!!
宇都宮氏はヤミ金やブラック企業問題を中心に、長年弁護士としてやってきた経験を活かして都民に優しい政治を主張していました。
雇用環境を変える、福祉を充実させるという都民の暮らしを中心とした演説でした。
終始、聴衆に語りかけるような口調でとても優しいイメージを持ちました。
応援演説で6名の方が宇都宮氏への支持の言葉と、都民に優しい政治への期待を主張していました。
④ 田母神俊雄氏
演説の印象は勢いのイメージ!!
応援演説にデヴィ夫人も駆けつけていました。ものすごく力強くて、「テレビに出てるだけではないんだなぁ」と思いました。(デヴィ夫人は元インドネシア大統領夫人なので)
最後は夫人が握手にまわって、新宿南口にに大きな人だかりができました。
田母神氏は航空幕僚長の経験を活かし、危機管理をしっかり行っていくということを中心に演説していました。「耐震や防災対策」、「災害が起きた後すぐに対応できる組織づくり」という自身の得意分野の主張はとても明確でした。
「外国人参政権の反対」や「首相の靖国神社参拝に賛成」、「原発は安全を徹底して使うべき」といった明確な3つの方針を最後に打ち出しています。
「誰に入れればいいんだろう」この疑問を持つ人は多いと思います。
むずかしいですが、私は長く住んでいくであろう東京の将来がどうあってほしいかをイメージして、誰がふさわしいかを考えながら投票しようと思います。
皆さんも自分なりの一票を入れてみてください!!
4代目代表 中村雅樹